創業約300年、七代目が受け継ぐ垂水「十五郎そば」
垂水市に鹿児島で現存する一番古いそば店「十五郎そば」があります。
創業は今から約300年前。垂水島津家の御用達であった川井田十五郎氏が始め、現在の川井田照紀さんが七代目となります。
店内はテーブルと小上がりで構成され、真っ当な、町のおそば屋さんといった風情。
でも、実は独特。というのは、そばに自然薯をつなぎに使用しているのです。これは「薩摩そば」というご当地そばで、鹿児島県ではよくあるタイプなのだとか。自然薯をよく練っていき、とろみがつくようになったら、そば粉と合わせる手法で、仕上がりは太くて平打ちで、優しく、そしてつるっとした味わいです。
今回は「やまかけそば」をいただいたので、ツユの上にはさらにやまかけが載り、自然薯づくし。さわやかなツユと、麺、とろりとしたやまかけ、まろやかな黄身とが次第に一体化していく、つゆそば。
箸休めに大根の漬物などがつくのも鹿児島県的です。
ふと見ると卓上や壁に“鹿児島の昔話”がありました。なんでも、その昔、弘法大師も訪れ、そばつゆを「十五郎そば」に伝授したとか。他にも昭和期のコメディアン&俳優の伴淳三郎さんなどにそばを振舞った写真なども飾ってあり、なんとも歴史を感じるのです。
「やまかけそば」850円。自然薯入りの太そばとやまかけ、爽やかなツユなどが優しく一体化




創業は約300年前。鹿児島一古いそば店が垂水の「十五郎そば」

テーブルと小上がりで構成された昔ながらの店内にも、歴史を感じる

手作りの自然薯をつなぎにした薩摩のそばを作り続ける、七代目の川井田照紀さん。

鹿児島産の自然薯を何本も入手し、自ら擦りおろしていく


摺りおろした自然薯。とろみの良さが料理に活きていく

七代目 十五郎そば (じゅうごろうそば)
鹿児島県垂水市本町7
0994-32-0264
10:30〜17:00
定休日:火曜日
やまかけそば 850円(税込)
【鹿児島(大隅半島)編】目次へ戻る
http://hants.livedoor.biz/archives/52167081.html
垂水市に鹿児島で現存する一番古いそば店「十五郎そば」があります。
創業は今から約300年前。垂水島津家の御用達であった川井田十五郎氏が始め、現在の川井田照紀さんが七代目となります。
店内はテーブルと小上がりで構成され、真っ当な、町のおそば屋さんといった風情。
でも、実は独特。というのは、そばに自然薯をつなぎに使用しているのです。これは「薩摩そば」というご当地そばで、鹿児島県ではよくあるタイプなのだとか。自然薯をよく練っていき、とろみがつくようになったら、そば粉と合わせる手法で、仕上がりは太くて平打ちで、優しく、そしてつるっとした味わいです。
今回は「やまかけそば」をいただいたので、ツユの上にはさらにやまかけが載り、自然薯づくし。さわやかなツユと、麺、とろりとしたやまかけ、まろやかな黄身とが次第に一体化していく、つゆそば。
箸休めに大根の漬物などがつくのも鹿児島県的です。
ふと見ると卓上や壁に“鹿児島の昔話”がありました。なんでも、その昔、弘法大師も訪れ、そばつゆを「十五郎そば」に伝授したとか。他にも昭和期のコメディアン&俳優の伴淳三郎さんなどにそばを振舞った写真なども飾ってあり、なんとも歴史を感じるのです。
「やまかけそば」850円。自然薯入りの太そばとやまかけ、爽やかなツユなどが優しく一体化




創業は約300年前。鹿児島一古いそば店が垂水の「十五郎そば」

テーブルと小上がりで構成された昔ながらの店内にも、歴史を感じる

手作りの自然薯をつなぎにした薩摩のそばを作り続ける、七代目の川井田照紀さん。

鹿児島産の自然薯を何本も入手し、自ら擦りおろしていく


摺りおろした自然薯。とろみの良さが料理に活きていく

七代目 十五郎そば (じゅうごろうそば)
鹿児島県垂水市本町7
0994-32-0264
10:30〜17:00
定休日:火曜日
やまかけそば 850円(税込)
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