校長・畑中宏之氏監修の「司十和田バラ焼き大衆食堂」に


「十和田バラ焼きゼミナール(通称:バラゼミ)は、十和田バラ焼きをツールに、ふるさとに賑わいを取り戻すことを目的に、2008年に創立された市民ボランティア団体。2015年には「第10回B-1グランプリin十和田」も開催しました。
そのゼミナールの舌校長(ぜっこうちょう)を務める畑中宏之さんが監修の「司(つかさ)十和田バラ焼き大衆食堂」をご訪問。
そもそもバラ焼きとは、標準的には牛バラ肉と大量のタマネギのみを、しょうゆベースの甘辛いタレで味をつけ、鉄板で焼く料理のこと(最近はバリエーションあり)。
誕生は昭和20年代初頭で屋台が発祥。三沢市の軍からの払下げで安価で牛肉のバラやホルモンが入手でき、朝鮮半島ゆかり方々がプルコギ的に味付したとか。
中でも十和田市は爆発的に人気を博し、今では約60軒で味わえるそう。
こちらの焼き方は「タワー焼き」です。玉ねぎに色がついてきたら、バラ肉と一気に混ぜ、強火で水分が飛ぶまで、玉ねぎが茶色に色づくまで焼きしめて完成。最初に牛肉を鉄板に触れさせないので、美味しいバラ焼きが作れるそう。
他にも「金龍食堂のブタたん焼き」「十和田バラ焼き瓶醸酒 薔薇と酒の日々」など様々な地元名物、青森名物、地酒、アルコールなどがあり、ライブイベントも開催したりと楽しさ炸裂です。

十和田バラ焼き。戦後の米軍払い下げ牛バラ肉が由来の、歴史あるご当地料理
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屋台発祥つながりで屋台文化の福岡・中洲川端の「司」さんを訪問し、頂いた本物屋台
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バラゼミ推奨の焼き方「タワー焼き」。これで、誰でも美味しく焼けるそう
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タレは「十和田バラ焼きのタレ(ベルサイユの薔華ったれ)」ニンニク風味で醤油ベースで甘辛で美味!(販売中)
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「金龍食堂のブタたん焼き」。分厚いブタたんは噛み応えあり、ジューシー♪
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バラゼミ舌校長、畑中宏之氏。企業組合ラビアンローズの代表理事でもある
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司十和田バラ焼き大衆食堂
青森県十和田市稲生町15-41
080-6059-8015
11:00〜14:00 17:30〜22:30(22:00L.O)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
十和田バラ焼き 900円(写真は2人前1800円)(税込)
金龍食堂のブタたん焼き 1000円(税込)


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