リニューアルした福山「服部屋」で関東煮&中華そば

広島県にも古くから大衆食堂が点在しています。最近は少なくなったとはいえ、地元に根付いた食堂に常連が集まる姿は今も健在です。1
950年代(昭和30年代)に創業した「服部屋」も、しかり。でも久々に伺えば、約1キロメートル移転して、駐車場も広くなっていました!

創業者は若井太郎さん、2代目は息子の修一さんで、高齢で閉店するというので地元出身の栗原秀幸さんが1年間の修行の後に継いだそう。
「2代目が父親の同級生なんです」と栗原さん。小さい頃からお世話になっているのもあり、継ぐのを決めたのだとか。

食堂なので中華そば、肉めし、めし、うどん、そば、おでんと幅広いラインナップですが、特に人気なのが「関東煮」。
外側が豚の小腸、内側が牛の肺(通称:ふわ)を刺した串で、甘めの煮汁で煮込まれています。
甘さはもちろん、豚小腸の柔らかさやふわふわのしっとりさが良いですね!

「中華そば」は、まさにオリジナル。
一見するとスープが濃いのでしょっぱそうですが、こちらも甘さが全面に。
魚介スープに甘めの肉汁などで構成され、牛肉がふんだんに載って600円はお値打ち!
特注の18番の平打ちストレート麺との相性もぴったりです。


大衆食堂 服部屋 (はっとりや)
広島県福山市御幸町森脇406
084-955-0116
11:00〜14:00 16:30〜20:00
定休日:日曜日、祝日の夜
関東煮 1本130円(税込)
中華そば 600円(税込)


関東煮(かんとうに)。丁寧な下処理が施された、甘さの活きる独特の串
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駐車場も広くなった新店舗。栗原さんの祖父が豆腐店を営んでいた場所だ
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天井も高めでゆったり。清潔感も漂う。テーブルのほか、小上がりも
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中華そば、肉めし、めし、うどん、そばなど、様々な食堂メニュー
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中華そば。甘めのスープに牛肉ふんだん。まさにオリジナリティ溢れる
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以前と違う18番平打ちストレート麺に。スープとの相性やのど越しが進化
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