中札内村「十勝野フロマージュ」でチーズ&ジェラート

農業の盛んな中札内村ですが、北海道の村の中では人口約4000人と一番多く、しかも隣の帯広市にあるとかち帯広空港からクルマで約15分と好立地。

そんな中札内村にある「十勝野フロマージュ」。
設立は2000年3月(工房は10月)で、創業者は赤部紀夫氏。道内の乳業関係の企業でチーズ作りに携わり、定年後に企業しました(現在は会長職に。社長は息子の順哉氏)。

当地を選んだのは工場の場所探しで各地を回った際に、昼食で訪れたレストランのお水がとても美味しかったので「ここならチーズが特に美味しく作れる!」と思ったからだとか。

広々とした店内では、創業者自らフランスのノルマンディー地方で学んだ製法を活かした、地元の牛乳から作られたカマンベールを始めとしたチーズが。

白カビ系のほか、最近ではラクレットなどバリエーションも。
そして工場を別の場所でも稼働させて青カビ系のブルーチーズの加工にも着手。
しかもホエイ(乳清)の有効活用も研究し、カマンベールのホエイでフレンチドレッシングも。

さらに直売所(本店)では通年で10種類のジェラートや、夏期限定のソフトクリームも販売し、地元の方や観光客に人気のスポットとなっています。


十勝野フロマージュ (とかちのフロマージュ)
北海道河西郡中札内村西2条南7丁目2番地
0155-63-5070
10:00〜17:00
定休日:水曜日(7月〜10月は無休)
ジェラート ダブル400円、シングル350円(いずれも税込)

ジェラート(ダブル) 珍しきカマンベールチーズやラムレーズンなど10種類あり
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工場隣の広々とした直売所では手作りのナチュラルチーズやジェラートなどを販売
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店内にはソーシャルディスタンスに配慮したカフェスペースも設置されている
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カマンベールはJAL国際線機内食にも採用。その他ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト金賞の商品なども
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ホエイ(乳清)の有効活用から生まれたフレンチドレッシング。他にもホエイ使用の地サイダーまで
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通年で味わえる10種のジェラート。あすきや抹茶、いちごなどそれぞれの良さが楽しめる
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