外務省による国籍・地域別 在留外国人数の推移の表を見ると、一位は中国で平成25年(2013年)末で649,078人、令和5年(2023年)6月末で788,495人。確かにこれだけ居ればご当地料理が多い中国ゆえに、ガチ中華が花盛りになるのも理解できます。尤も、増加率だけ見れば72,256人→520,156人のベトナム(約7.19倍)、8,600人→69,613人のミャンマー(約7.82倍)という推移も。これからガチベトナム料理とかガチミャンマー料理とか増えるのでしょうか?(もともとガチなので増えないか。)
東京は本駒込の交差点にある「中華 兆徳」。ランチタイムなどは大行列の、文字通りの人気店です。周囲はマンションや商業ビルが立ち並ぶのに、此方と隣だけポツンと一戸建てが残っていて、なんだかホッとすると言う表現も変ですが、都会の中のオアシス的なアットホームさも感じてしまうのです。


ご主人は朱 徳平さん。中国は洛陽の出身で、1991年に来日しました。朱さんは1963年生まれなので28歳位の時。現地では公務員をなさっていたそうですが何故に日本に来たのかと伺うと、奥様(母親が日本人)が教員をしていて日本で教える事になり、自らも来日したそう。一興なのは横浜中華街やガチ中華系では無く、日本だからと東京にある数軒の町中華で修行をして独立した点。なので、あくまで町中華なのです。

店内はカウンター8席と4人掛けテーブル3卓。2階には20人程のお座敷(夜に予約で利用可能)があるみたい。もともと白山下に住んでいたので、この店舗を借りたそう。創業は1995年6月18日。途中で購入したので、今は朱さんの持ち物です。

メニューを拝見すれば揚げ餃子や香港鍋などもあるものの、ほぼ町の中華料理屋さん的。チャーハンは「チャーハン(醤油味)」「玉子チャーハン(塩味)」の2種類。
「玉子チャーハン(塩味)」を頂きました。

富山県産のこしひかりをガス窯で硬めに炊いたごはんを使用。まずは中華鍋に白絞油、そして玉子、ごはん、長ねぎの順。味付けは塩と少々のうま味調味料。しっとりの中にパラパラ感が少々加わったような薄味のチャーハンで、ごはん一粒一粒を玉子と白絞油がコーティングしたような、繊細かつ丁寧な調理を感じさせます。それでいて直ぐに完成するのが凄い。他方の醤油味は、玉子とチャーシューと長ねぎ入りで、チャーシューの煮汁(日本の醤油を使用)で味付けをするそうです。

チャーハンには玉子と長ねぎ入りの中華スープも付きました。スープは丸鶏と豚を使用。

他のメニューも気になります。特に、にんにく不使用の手作りの餃子とか。そんな「兆徳」は余りの人気故に、西側の数軒隣に持ち帰り専門店も出来ました。
朱さんは10年以上、洛陽には帰ってないそうですが、日本大好きと笑います。息子さんは別のお仕事をなさっていて、お孫さんもいると嬉しそうでした。


中華 兆徳 (ちょうとく)
東京都文京区向丘1-10-5
03-5684-5650
玉子チャーハン(塩味) 800円
#中華兆徳
#兆徳
#文京区中華料理
#文京区グルメ
#本駒込中華料理
#本駒込グルメ
#文京区チャーハン
#本駒込チャーハン
#はんつ遠藤
東京は本駒込の交差点にある「中華 兆徳」。ランチタイムなどは大行列の、文字通りの人気店です。周囲はマンションや商業ビルが立ち並ぶのに、此方と隣だけポツンと一戸建てが残っていて、なんだかホッとすると言う表現も変ですが、都会の中のオアシス的なアットホームさも感じてしまうのです。


ご主人は朱 徳平さん。中国は洛陽の出身で、1991年に来日しました。朱さんは1963年生まれなので28歳位の時。現地では公務員をなさっていたそうですが何故に日本に来たのかと伺うと、奥様(母親が日本人)が教員をしていて日本で教える事になり、自らも来日したそう。一興なのは横浜中華街やガチ中華系では無く、日本だからと東京にある数軒の町中華で修行をして独立した点。なので、あくまで町中華なのです。

店内はカウンター8席と4人掛けテーブル3卓。2階には20人程のお座敷(夜に予約で利用可能)があるみたい。もともと白山下に住んでいたので、この店舗を借りたそう。創業は1995年6月18日。途中で購入したので、今は朱さんの持ち物です。

メニューを拝見すれば揚げ餃子や香港鍋などもあるものの、ほぼ町の中華料理屋さん的。チャーハンは「チャーハン(醤油味)」「玉子チャーハン(塩味)」の2種類。
「玉子チャーハン(塩味)」を頂きました。

富山県産のこしひかりをガス窯で硬めに炊いたごはんを使用。まずは中華鍋に白絞油、そして玉子、ごはん、長ねぎの順。味付けは塩と少々のうま味調味料。しっとりの中にパラパラ感が少々加わったような薄味のチャーハンで、ごはん一粒一粒を玉子と白絞油がコーティングしたような、繊細かつ丁寧な調理を感じさせます。それでいて直ぐに完成するのが凄い。他方の醤油味は、玉子とチャーシューと長ねぎ入りで、チャーシューの煮汁(日本の醤油を使用)で味付けをするそうです。

チャーハンには玉子と長ねぎ入りの中華スープも付きました。スープは丸鶏と豚を使用。

他のメニューも気になります。特に、にんにく不使用の手作りの餃子とか。そんな「兆徳」は余りの人気故に、西側の数軒隣に持ち帰り専門店も出来ました。
朱さんは10年以上、洛陽には帰ってないそうですが、日本大好きと笑います。息子さんは別のお仕事をなさっていて、お孫さんもいると嬉しそうでした。


中華 兆徳 (ちょうとく)
東京都文京区向丘1-10-5
03-5684-5650
玉子チャーハン(塩味) 800円
#中華兆徳
#兆徳
#文京区中華料理
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#本駒込中華料理
#本駒込グルメ
#文京区チャーハン
#本駒込チャーハン
#はんつ遠藤