横浜中華街に足を踏み入れると、いつもワクワクします。そこには特に中国的な非日常の空間があって、中国語が飛び交って独特の空間を形成しています。しかもゆっくりと散策すればさまざまな中国料理の系統がある事を知り、奥の深さに感嘆するのです。
「民生炒飯 横浜中華街店」(ミンセンチャオファン)は市場通り沿いで、もちろん中華街の中ですが、関帝廟通りの南側ゆえに少し落ち着いた雰囲気の地に位置します。台湾のインターネットランキング調査で堂々一位を獲得した炒飯専門店の日本一号店(現在は台湾のFC店舗が大阪にも)。本店は台北にあり、1984年の創業。僅か2卓の小さな店舗で創業して夫婦二人三脚、炒飯一筋で営み、今では観光客にも大評判だとか。レゲエアーティストでもあるオーナーが、その味に惚れ込んで、のれん分けを許されたそう。現在は店長の�盒尭道砲気鵑�切り盛りなさっています。正直に言えば伺う前は日本語が通じるかと少し不安でした。しかし�盒兇気鵑論虱娶�出身の日本人で、一安心。もともと奥様がアルバイトで働いていて、自らは鳶職だったけれど退社してこの道に入ったみたい。料理経験は初めてだったので前任の店長から相当のスパルタ教育を受けたと笑います。
炒飯専門店だけあって、種類は豊富。五目炒飯や叉焼炒飯、蝦仁炒飯(エビチャーハン)はもちろん、台湾ソーセージ入りの香腸炒飯、オムライス炒飯なども。
どれも魅力的ですが、その中から人気No.1という「牛肉炒飯」1200円(税込)をいただきました。
全卵にごま油と鶏油も用いた炒飯は、塩と沙茶醤(サーチャージャン)という魚介や干し海老、にんにく、しょうが、エシャロットなどがベースの台湾調味料を駆使した一品で、XO醤油を軽やかにしたような魚介テイスト。白米はガス窯で炊いているにも関わらず、パラパラとした仕上がりで驚きましたが、これは炊く際に油も加えている事も決め手のよう。そして醤油ベースの濃いめの味付けの厚みのある牛肉が全体を上手く引き締めています。青菜は今の時期は小松菜ですが、夏場はシャキシャキの空心菜に変わるみたい。
セルフコーナーにはピリ辛ザーサイと辛醤もあり、味の変化も。約350gとボリュームたっぷりで台湾の独特な炒飯が楽しめました。
玉ねぎベースのスープ付きでした。
民生炒飯 横浜中華街店 (ミンセンチャオファン)
神奈川県横浜市中区山下町126-8
080-3126-2746
牛肉炒飯 1200円
#民生炒飯横浜中華街店
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「民生炒飯 横浜中華街店」(ミンセンチャオファン)は市場通り沿いで、もちろん中華街の中ですが、関帝廟通りの南側ゆえに少し落ち着いた雰囲気の地に位置します。台湾のインターネットランキング調査で堂々一位を獲得した炒飯専門店の日本一号店(現在は台湾のFC店舗が大阪にも)。本店は台北にあり、1984年の創業。僅か2卓の小さな店舗で創業して夫婦二人三脚、炒飯一筋で営み、今では観光客にも大評判だとか。レゲエアーティストでもあるオーナーが、その味に惚れ込んで、のれん分けを許されたそう。現在は店長の�盒尭道砲気鵑�切り盛りなさっています。正直に言えば伺う前は日本語が通じるかと少し不安でした。しかし�盒兇気鵑論虱娶�出身の日本人で、一安心。もともと奥様がアルバイトで働いていて、自らは鳶職だったけれど退社してこの道に入ったみたい。料理経験は初めてだったので前任の店長から相当のスパルタ教育を受けたと笑います。
炒飯専門店だけあって、種類は豊富。五目炒飯や叉焼炒飯、蝦仁炒飯(エビチャーハン)はもちろん、台湾ソーセージ入りの香腸炒飯、オムライス炒飯なども。
どれも魅力的ですが、その中から人気No.1という「牛肉炒飯」1200円(税込)をいただきました。
全卵にごま油と鶏油も用いた炒飯は、塩と沙茶醤(サーチャージャン)という魚介や干し海老、にんにく、しょうが、エシャロットなどがベースの台湾調味料を駆使した一品で、XO醤油を軽やかにしたような魚介テイスト。白米はガス窯で炊いているにも関わらず、パラパラとした仕上がりで驚きましたが、これは炊く際に油も加えている事も決め手のよう。そして醤油ベースの濃いめの味付けの厚みのある牛肉が全体を上手く引き締めています。青菜は今の時期は小松菜ですが、夏場はシャキシャキの空心菜に変わるみたい。
セルフコーナーにはピリ辛ザーサイと辛醤もあり、味の変化も。約350gとボリュームたっぷりで台湾の独特な炒飯が楽しめました。
玉ねぎベースのスープ付きでした。
民生炒飯 横浜中華街店 (ミンセンチャオファン)
神奈川県横浜市中区山下町126-8
080-3126-2746
牛肉炒飯 1200円
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