長年フードジャーナリストと言う仕事をしていると、超久々に再度訪問という飲食店も少なくないです。東京在住にも関わらず東京でも、しかり。ましてや全国となると、言わずもがなです。大阪には毎月のように伺いますが、随分とご無沙汰してしまった店舗も数多いです。
天王寺の「らーめん極 総本店」に伺いました。21年前から週刊誌で麺料理の連載を続けてきて、その初期辺り以来。18年前に立ち退きの為に数軒隣の現在の場所へ移転したようですが、以前の店舗だったか此方だったかすら記憶にありません。
創業者である社長は米島博幸さん。昭和42年(1967年)3月生まれで東大阪市の出身。大阪学院大学を卒業後に、ハワイに店を構えたいという一心で、就職せずにフリーターでお金を貯めて33年前の独学でラーメン店を創業。立ち上げメンバーの岩井さんも健在で副社長として片腕を担っています。
ラーメン店なので勿論ラーメンは看板メニューです。濃厚豚骨タイプ。と共に二大看板としても有名なのが「チャーライ」。
中華鍋を用いてカメリアラードとごはん、チャーシュー、長ネギを炒めていきます。ラーメン用とは違い、チャーライ用に濃い目に煮たチャーシュー(うで＆ロース)がコロコロと加わっていて食感も味も楽しめます。と思ったらごはんをコーティングするように細切りのチャーシューが纏わりついています。つまりは2種類を用いているそう。
“パラパラしっとり”的な仕上がりなのは、広島の「あきさかり」という米の賜物みたい。スタッフみんなでブラインドテスト的にいろんなお米で作っても、明らかにこれ！と分かるほど特徴があり、チャーハンにぴったりだそう。お米は副社長である岩井さんの奥様が広島で、教えてもらったとか。農家さんからの直接仕入れで、毎年の交流もなさっているそうです。カメリアラードのずっしり感とまとまりを感じますが、うま味調味料不使用で、味付けが塩と胡椒のみとシンプルなので食べやすいです。
途中で卓上の「チャーライたれ」「にんにく入りチャーライたれ」「わさび入りチャーライたれ」で味の変化も。
さらに特筆すべきは覆いかぶさる、とろとろの半熟的な玉子焼き。大分の「龍のたまご」の全卵を3個も使用した玉子焼きは、油を10�佞僕泙┐萄鄒�するので、卵本来の甘みやコクが堪能できます。これも広げすぎでは駄目で、ちょうどごはんが隠れる程度の大きさにして厚みも持たせる事で更に美味しさを追求なさっています。ごはん自体が約360g、総量だと約510gもあるのに、チャーハン、玉子焼き、卓上タレの連携プレーで、気が付けば完食していました。
一応、と言う表現も申し訳ないですが、ラーメン店なのでラーメンも人気です。なので「チャーライ ミニらーめんセット」もオススメ、ってメインがチャーライになっちゃってますが。逆バージョンは、ありません(汗)
そんなチャーライは、あまりの人気で登録商標も取得し、ハワイこそ無いですが、現在は総本店など大阪市内3店舗に。数十m西側のチャーライ専門店では、数種類のチャーライが味わえます。さらにキッチンカーも保有し、様々なイベントにも出店。各地にチャーライファンが増加中です。
らーめん極 総本店 (ごく)
大阪府大阪市阿倍野区旭町1-1-26 ウエムラあべのビル1F
06-6644-3849
チャーライ 890円
#らーめん極総本店
#らーめん極
#大阪チャーハン
#天王寺チャーハン
#阿倍野橋チャーハン
#天王寺グルメ
#阿倍野橋グルメ
#チャーライ
#チャーハン
#商標登録
#はんつ遠藤
天王寺の「らーめん極 総本店」に伺いました。21年前から週刊誌で麺料理の連載を続けてきて、その初期辺り以来。18年前に立ち退きの為に数軒隣の現在の場所へ移転したようですが、以前の店舗だったか此方だったかすら記憶にありません。
創業者である社長は米島博幸さん。昭和42年(1967年)3月生まれで東大阪市の出身。大阪学院大学を卒業後に、ハワイに店を構えたいという一心で、就職せずにフリーターでお金を貯めて33年前の独学でラーメン店を創業。立ち上げメンバーの岩井さんも健在で副社長として片腕を担っています。
ラーメン店なので勿論ラーメンは看板メニューです。濃厚豚骨タイプ。と共に二大看板としても有名なのが「チャーライ」。
中華鍋を用いてカメリアラードとごはん、チャーシュー、長ネギを炒めていきます。ラーメン用とは違い、チャーライ用に濃い目に煮たチャーシュー(うで＆ロース)がコロコロと加わっていて食感も味も楽しめます。と思ったらごはんをコーティングするように細切りのチャーシューが纏わりついています。つまりは2種類を用いているそう。
“パラパラしっとり”的な仕上がりなのは、広島の「あきさかり」という米の賜物みたい。スタッフみんなでブラインドテスト的にいろんなお米で作っても、明らかにこれ！と分かるほど特徴があり、チャーハンにぴったりだそう。お米は副社長である岩井さんの奥様が広島で、教えてもらったとか。農家さんからの直接仕入れで、毎年の交流もなさっているそうです。カメリアラードのずっしり感とまとまりを感じますが、うま味調味料不使用で、味付けが塩と胡椒のみとシンプルなので食べやすいです。
途中で卓上の「チャーライたれ」「にんにく入りチャーライたれ」「わさび入りチャーライたれ」で味の変化も。
さらに特筆すべきは覆いかぶさる、とろとろの半熟的な玉子焼き。大分の「龍のたまご」の全卵を3個も使用した玉子焼きは、油を10�佞僕泙┐萄鄒�するので、卵本来の甘みやコクが堪能できます。これも広げすぎでは駄目で、ちょうどごはんが隠れる程度の大きさにして厚みも持たせる事で更に美味しさを追求なさっています。ごはん自体が約360g、総量だと約510gもあるのに、チャーハン、玉子焼き、卓上タレの連携プレーで、気が付けば完食していました。
一応、と言う表現も申し訳ないですが、ラーメン店なのでラーメンも人気です。なので「チャーライ ミニらーめんセット」もオススメ、ってメインがチャーライになっちゃってますが。逆バージョンは、ありません(汗)
そんなチャーライは、あまりの人気で登録商標も取得し、ハワイこそ無いですが、現在は総本店など大阪市内3店舗に。数十m西側のチャーライ専門店では、数種類のチャーライが味わえます。さらにキッチンカーも保有し、様々なイベントにも出店。各地にチャーライファンが増加中です。
らーめん極 総本店 (ごく)
大阪府大阪市阿倍野区旭町1-1-26 ウエムラあべのビル1F
06-6644-3849
チャーライ 890円
#らーめん極総本店
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