中学高校が東京の神谷町駅近くだったのもあり、大学受験の際には友人たちと広尾の有栖川宮記念公園内の図書館で勉強をしていました。当時から外国商品沢山で英語のアナウンスしか流れないNATIONAL AZABU SUPERMARKETが輝いていたりと、素敵な地。お洒落な店舗が軒を連ねる広尾商店街などもあり、帰りに時々、みんなでシェーキーズに寄って、ピザや一回だけ取り放題のサラダを味わうのが楽しみでした。久々に商店街を歩けば、そんな素敵な雰囲気は変わらず。所々に鮮魚店や銭湯などが混在する面白さにも気付きました。

東京メトロ日比谷線の広尾駅を出て商店街を西へと約3分進んだところに「麺飯食堂ひら匠」があります。ブラウンの木の温もりが活きる、和風モダン的な雰囲気が漂っています。一見するとダイニングレストラン的ですが、ネオ町中華のような、ラーメン系や中華的な丼が各種揃う飲食店なのです。
ご主人は平賀 幸弘さん。東京都墨田区の出身で、情報処理系の専門学校に通っていた頃に「どさん子ラーメン」で1年間のアルバイトとして、その後、料理の世界に。寿司店などの経験もありますが、町中華に魅力を感じて日本橋で修行を積んで、独立したそう。「ひら匠」を始めたのは2007年に42歳の時。それから18年。
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「炒飯」単品も勿論ありますが、「麺飯食堂」と銘打っているので、折角なので「炒飯セット」を頂きました。
近畿辺りの国産米のブレンドで、決め手はラードベースの自家製葱油。中華鍋に油、それを一旦流してから、玉子やごはんなどを炒めて行きます。ひっくり返してチャーシューを加えて塩やうま味調味料、醤油、ブラックペッパーなどで味を入れて、最後に長ねぎも加えて完成。お米のもちもち感とつぶ感の両方が楽しめる仕上がりで、ややしっかりめの味やラードのコク、葱油の風味が一体化しています。単品でもボリューム多めですが、さらに半ラーメンまで。醤油、塩、坦々から選べますが、今回は醤油で。鶏ガラとゲンコツがベースのスープに魚介も加わった醤油ダレの清湯醤油スープは、ややしょっぱめで85gの細縮れ麺とチャーシューなどで、お腹一杯。
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これが月火こそ11時〜21時ですが、水〜日は11時〜翌4時まで味わえるのです。しかも年中無休(年末年始を除く)。こんな凄い飲食店がある広尾が羨ましいです。
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麺飯食堂 ひら匠 (ひらしょう)
東京都渋谷区広尾5-2-25
03-5792-4191
炒飯セット 1200円

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