JR中央線の中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪辺りは、東京東部で生まれ育った自分にとって憧れの地です。文筆家とか音楽家とか芸術家とか漫画家とか、そんな業種を目指して上京して移り住むようなイメージを勝手に想像しているのです。とは言え駅毎にカラーが違う事も感じます。阿佐ヶ谷はスポットというか穴場というか、何だか仄々とした空気が街全体に漂っています。JR阿佐ヶ谷駅北口の目の前にあるパサージュが、案外と好きです。都会でありながらもホッと出来るような店舗が軒を連ねるちょっとしたショッピングモール。

その2階にあるのが「中国料理 翠海」。阿佐ヶ谷の別の場所で創業して18年、此方へ移転して18年の合計36年。女性オーナーは楊 薇(ヨウ ウェイ)さん。中国は蘇州で育って、留学で来日したそう。弟さんも一緒に切り盛りなさってます。外観からも想像が付く通りの上品な空気に溢れていて、お客さんも割と年配の方が多い印象。お医者さんや税理士さんたちの個室利用も多い様です。
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料理も上質な味わいを連想させるものがずらり。乾焼明蝦(車海老の四川風辛味炒め)を初めとした車海老料理、北京ダック(1羽、半羽あり)に目を奪われます。点心もありました。
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今回は「鴨肉炒飯」を頂きました。国産米を使用した炒飯は、わりとパラパラとした仕上がりで、にんにくの芽や山クラゲ、ニンジン、青梗菜の頭などが細かく刻まれて加わっています。そこに、やはり刻まれた燻製の鴨肉。全体的にはラードでは無く、油を用いているので爽やかな味わいなのですが、時々、しっかりとした風味の燻製の鴨肉がインパクトを添えています。ランチタイムにはスープや漬物なども。あとはランチタイムには、ぷりぷりの海鮮の乗った「海鮮炒飯」も人気だそう。
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炒飯だけでも充分に満喫出来ますが、「杏仁豆腐」も頂けば大満足です。自家製で、まろやか濃厚な口当たりを堪能しました。
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中国料理 翠海 (すいかい)
東京都杉並区阿佐谷北2-13-2パサージュ阿佐ヶ谷2F
03-3338-5188
鴨肉炒飯 1380円

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