東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅のある交差点から外苑東通りを北へとクルマを走らせると、左手に「峨嵋山」の文字が粋に輝いています。少し上り坂になっている事もあり、その文字が目に付きます。店舗は2階と言う事もあり、窓際は明るく開放感があって景色も楽しめ、10名程度の半個室もあり、ちょっとしたパーティにもうってつけ。創業者は池袋のホテルメトロポリタン「桂林」料理長だった依藤章弘さん。平成12年(2000年)の創業で、令和元年(2019年)に山田 享広さんが継ぎました(佐藤さんは「鶴ヶ島 峨嵋山」に)。山田さんは埼玉県の出身で、浦和実業高校を卒業後、やはりメトロポリタンで修行を積んだそう。店舗には料理長の小宮 謙太郎さんもいて、同じくメトロポリタン出身。

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メニューを拝見すれば麻婆豆腐があるので四川料理かと思いきや広東料理もラインナップされています。季節限定で上海蟹もあるみたい。
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炒飯も数種ありますが、気付いていなかった「桜海老醤とグリーンアスパラ入り香りチャーハン」を。「季節おすすめの一品」にありますが、通年で提供なさっているよう。
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今回は小宮さんが作成してくれました。中華鍋(両手鍋)に大豆白絞油を使用して、まずは刻んだグリーンアスパラを素揚げ。戻した後は、今度は全卵、そして国産米。塩とうま味調味料、胡椒の後に、自家製の桜海老醤。桜海老とニンニク、ベルギーエシャロット、唐辛子、落花生油、干し貝柱などが構成要素で、XO醤の桜海老バージョン的なものでしょうか。最後に日本酒も加えて煽ってお皿に盛り、仕上げに更に上部に桜海老醤を載せて完成です。
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パラパラとした仕上がりですが、国産米ならではのしっとり感も兼ね備え、そして、やはり自家製の桜海老醤の粋な香りと旨味が決め手になっています。しかも、グリーンアスパラで一般的なチャーハンよりも、さらに上質な味わい。洗練されたチャーハンを堪能しました。
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四谷 峨嵋山(ガビサン)
東京都新宿区舟町8-2 石橋興業舟町舟町ビル2F
03-3359-2669
桜海老醤とグリーンアスパラ入り香りチャーハン 1700円(中サイズ価格)

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