20数年もフードジャーナリストという職業を本職で続けていながら、横浜中華街発展会協同組合の存在に全く気付いていませんでした。麺料理の連載も20年以上続けていながら、横浜中華街は別格というか大御所すぎて、正式に取材に伺った店舗がほぼ無かったせいかもしれません。尤もそれは後付け的な言い訳で、単に勉強不足という点も否めません。インターネットで検索すれば発展会のWebサイトが簡単に検索で出てきました。それによると「横浜中華街の発展のために活動する協同組合」で「街で円滑に商業活動するためのルールづくり・催事やイベントの運営など、横浜中華街の発展に寄与する活動」を行っていて、「主に横浜中華街内で活動する飲食店や各種店舗、事業者、企業、またはその他団体を中心に構成」されているそう。確かに当地では毎年「春節」として「娯楽表演」「祝舞遊行」「紅包くじ」などのイベントが行われました。2025年には初めて「街なか娯楽表演」として街なかでサプライズで中華演舞などを披露したりも。それは発展会のイベントだった事を知りました。
横浜中華街をほぼ東西に走る中華街大通りと、その南側に平行する関帝廊通り。それに垂直に交差するのが東から南門シルクロード、上海路、市場通り、香港路、とあります。その上海路に面する一軒が「許厨房」です。許耀庚さんは台湾人で、同じく台湾人の奥様と来日して「陽華楼」で料理長をなさっていたそう。許さんの息子が日本生まれ日本育ちで帰化もしている下田哲也さん。下田さんは「崎陽軒本店」で料理の世界に入り、「柿安本店グループ」で経営側の仕事をなさった後に、許さんの活躍する場を、と「許厨房」を平成26年(2014年)に開店したみたい。現在は土地も建物も自己所有で、今も2人とも厨房に立っています。



「蝦仁炒飯(エビチャーハン)」を頂きました。中華鍋を模したステンレス製の器に盛られていて、美味しさがより引き立ちます。ご飯を味わえば、独特のふっくらさを感じました。これは国産米を【せいろで蒸す】のだそう! 使用しているのは白絞油です。まずは中華鍋に油と玉子、その後に白米を加えて塩、うま味調味料、胡椒。エビは勿論「漿(チャン)」の技法を施してあり、レタスと万能葱は最後に加えて、食感と彩りを活かしています。全体的に優しい味わいです。

お店は台湾料理が中心ですが炒飯自体には沙茶醤などの台湾系調味料は使用していないので、他の料理とのマッチングもとても良さそう。「皿ワンタン」「焼きビーフン」「牛バラ煮込み刀削麺」なども人気だそうです。
前述の発展会の存在を教えてくれたのも下田さん。と言うよりも下田さんは2025年の「春節」の実行委員長だったそう。加盟店は300店舗位あるようで、流石は横浜中華街と敬服しました。


許厨房(きょちゅうぼう)
神奈川県横浜市中区山下町188
045-264-4689
蝦仁炒飯(エビチャーハン) 880円
#許厨房
#横浜中華街
#中華街グルメ
#チャーハン
#炒飯
#はんつ遠藤
横浜中華街をほぼ東西に走る中華街大通りと、その南側に平行する関帝廊通り。それに垂直に交差するのが東から南門シルクロード、上海路、市場通り、香港路、とあります。その上海路に面する一軒が「許厨房」です。許耀庚さんは台湾人で、同じく台湾人の奥様と来日して「陽華楼」で料理長をなさっていたそう。許さんの息子が日本生まれ日本育ちで帰化もしている下田哲也さん。下田さんは「崎陽軒本店」で料理の世界に入り、「柿安本店グループ」で経営側の仕事をなさった後に、許さんの活躍する場を、と「許厨房」を平成26年(2014年)に開店したみたい。現在は土地も建物も自己所有で、今も2人とも厨房に立っています。



「蝦仁炒飯(エビチャーハン)」を頂きました。中華鍋を模したステンレス製の器に盛られていて、美味しさがより引き立ちます。ご飯を味わえば、独特のふっくらさを感じました。これは国産米を【せいろで蒸す】のだそう! 使用しているのは白絞油です。まずは中華鍋に油と玉子、その後に白米を加えて塩、うま味調味料、胡椒。エビは勿論「漿(チャン)」の技法を施してあり、レタスと万能葱は最後に加えて、食感と彩りを活かしています。全体的に優しい味わいです。

お店は台湾料理が中心ですが炒飯自体には沙茶醤などの台湾系調味料は使用していないので、他の料理とのマッチングもとても良さそう。「皿ワンタン」「焼きビーフン」「牛バラ煮込み刀削麺」なども人気だそうです。
前述の発展会の存在を教えてくれたのも下田さん。と言うよりも下田さんは2025年の「春節」の実行委員長だったそう。加盟店は300店舗位あるようで、流石は横浜中華街と敬服しました。


許厨房(きょちゅうぼう)
神奈川県横浜市中区山下町188
045-264-4689
蝦仁炒飯(エビチャーハン) 880円
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#横浜中華街
#中華街グルメ
#チャーハン
#炒飯
#はんつ遠藤